無電源ラジオフープラを使うと、AM電波(NHK福井ラジオ第1放送 927kHz JOFG 5kw)により発光ダイオードが点灯します。エナジーハーベスティングに関する実験です。
点灯させた場所は福井大学文京キャンパス、JOFG下馬送信所から5Kmの地点です。
電磁波の磁界成分を利用するのでアンテナには指向性があります。より明るく点く方向を探して、フープラを回転させたり移動させたりしています。この一番明るく点く時のフープラのアンテナの方向から送信所の方向がわかります。暗闇で実験しているので、懐中電灯を当てたりしています。
たった一つの発光ダイオードの光ですが、暗闇の中では、災害時には『希望の光』として、手元を確認したりすることが出来ます(実証済み)。
白色発光ダイオードをAM電波のエネルギーのみで点灯させる実験 – 無電源ラジオ TAKE1
白色発光ダイオードを中波AM放送のエネルギーのみで点灯させる実験 – 無電源ラジオTAKE2
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先端マテリアル創造ものづくり研究室
http://monozukuri.his.u-fukui.ac.jp/monozukurilab/
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